頑張ることに疲れた時は○○するしかない

「頑張る」と、ついつい言いがちな人っていませんか?

いい意味で用いられやすいですが、実は我を張る=自己中心的な考え方をしているというのが語源です。

そこには、

  • 競争に打ち勝つ
  • 自分の利益を追求する
  • 自身の意見を押し通す

といった利己的なニュアンスが含まれるんですね。

「他者が頑張っている姿をみて感動できるじゃないか」と思われる方もいるかもしれませんが、それは最初から立場が違うから応援できるんです。

たとえば職場の同期が一人で手柄を独占しようとしたら、素直に応援できるでしょうか。おいおい、ってなりますよね。そういうことです。

ではどうすれば、頑張りすぎて疲れることから脱することができるでしょうか。以下より詳しく見ていきましょう。

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過当競争の時代

社会に生きていると忘れがちですが、誰かを蹴落としてポストを確保するのがこの社会の一面であり、椅子取りゲームなんですよね。

そんな過当競争の社会では頑張り続けて成果を出し続けることが要求されますし、当然弱いものから脱落していきます。

もう降りませんか?

という提案でもあります。

ストレスやプレッシャーへの過敏さ:

競争が激しい環境では、常に優れた成果を出すことが求められます。

競争に疲れた人は、このようなプレッシャーやストレスに敏感に反応する傾向があります。

モチベーションの低下:

長期間にわたって競争に取り組んでいると、モチベーションが低下することがあります。

成功や報酬による刺激だけではなく、より意義のある目標や満足感を求めるようになる場合があります。

健康への影響:

高い競争の状況下では、過度のストレスや働き過ぎが健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

身体的な症状や精神的な不調が現れることがあります。

自己評価の低下:

競争の中で何度も失敗したり、他者に負けたりすることで、自己評価が低下することがあります。

自身の能力や成果に対する信頼が揺らぐことがあります。

ワーク・ライフ・バランスの欠如:

過度の競争に取り組むことは、ワーク・ライフ・バランスの維持にも影響を与えます。

時間やエネルギーを仕事に費やすことで、プライベートや家族との関係が疎かになることがあります。

「頑張る」は競争の価値観の延長線なので、疲れるのは当然

「自分が自分が」という我欲の精神でいては、疲れてしまうのは当然です。

私もかつては、ブロガーとして検索順位1位にこだわっていました。

一位を取ったら取ったで今度は損をしたくない心理がはたらき、順位を死守するためにひたすら頑張っていました。

  • 頑張ってリライト(記事の見直し)する
  • 頑張って他ブログにないオリジナルコンテンツを考える
  • 頑張って少しでも単価の高くなるよう広告を貼る

そんな状態が半年ちょっと続いたあたりからでしょうか、精神が消耗してきてしまったんですね。

一位を永遠に死守することはできないので、いつかは抜かれます。

抜かれた瞬間、どこかで安心感を覚えた自分がいました。

頑張らなくては維持できない環境は続かない

頑張らなくてはいけない環境は、背伸びしてギリギリついていけている状態です。

そんな状態は、長くキープすることはできません。

  • 普段の実力を自然に出している状態⇒余裕をもって続けられる
  • 頑張らなくては続けられない状態⇒すぐ息切れして、続かない

頑張らなければいけない環境は、見直す

頑張らなくてはいけない環境はそもそも

  • 向いていない
  • 能力が足りない
  • 競争が苛烈
  • 求められるハードルが高い

といった疲れる要素が満載です。

自分の心の内側の望みに耳を傾け、競争から離れたいと思ったならそれ以上頑張らなくてもいいんです。

競争の中に楽しさを見出せるなら別ですが、今このページを見ている人はそうではないので疲れているかと思います。

競争から降りる

競争から降りることも、頑張ることに疲れた人には有効な手立てです。

もしあなたが独身で守るべき家庭がないなら、転職だって難しくないはず。

そこまで思い切った行動はしなくても、心の中は自由自在です。「もう競争はやーめた」と意識することで、無駄に消耗することが防げます。

「仕事ができないから死ぬしかない」は違うと思う理由について語る

自分が本当に求めていることを見つけ出す

あなたの本当の願いは、平穏かもしれません。

頑張るにしても競争ではなく、自身の中のベストを尽くすことを追求したいのかもしれません。

競争の中にいては、自身の本当の望みは見えてこないかと思います。競争から離れてボーッとした時間をつくることで、自分の願望が見えてくるかもしれないですね。

頑張るのは、譲れないことだけにする

人生に、どれほど頑張るべきことがあるでしょうか。

本当に譲れないことは、それほど多くないのではないでしょうか。

人間、死ぬ間際に思うのは以下の5つです。

「自分に正直な人生を生きればよかった」

「働きすぎなければよかった」

「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」

「友人と連絡を取り続ければよかった」

「幸せをあきらめなければよかった」

https://diamond.jp/articles/-/208661?page=2

今のあなたは、自分に正直に生きれていますか?

頑張る方向性は合っていますか。

間違っていたら、死ぬ間際に後悔をしてしまうことになるかもしれません。

一旦、頑張ることをやめてみる

もしかしたら、頑張ることをやめても意外と平気かもしれないですよ。

自身の強迫観念から、頑張らないといけないと思い込んでいるだけかもしれませんし。

やめてみた結果として上手く回らないことが出てきたら、周囲に頼ることを覚えてもいいですね。

頑張ることで、周囲から孤立して近寄りがたいヤツと思われてしまっているかもしれません。そんな時は、思い切って「弱みを見せる」ことで相手に好感を持ってもらいやすくなります。

頑張らなくていい環境を見つけることを頑張ったほうがいい

結論として、頑張らなくていい環境や仕組みを見つけることです。

たとえば冒頭の私の事例に戻ると

Google検索で一位を取ることを諦める

⇒その代わり、SNSを頑張ってファンやリピーターの獲得を目指す

といった方向性の転換をしています。

方向性を変えてみる

方向性を変えることで、競争ではなく自分との戦い(ベストを尽くす)ことにつながります。

検索エンジンで上位を目指す⇒競争

SNSでファンやリピーターを獲得する⇒自分の頑張り次第

といった違いがあります。

競争から降りる方向性を模索してみてください。

別のことをする

そもそも全く見当外れの方向で頑張っている方も多いのではないでしょうか。

その努力をずっと続けることができず限界を感じているのなら、方向転換をすることも選択肢に入ります。

一度、ゆっくり考えを整理して進みたい方向を再考してみましょう。

頑張ることをやめるのは、いつでもできる

考え方次第なところもあります。

ついつい肩に力が入っていたら、「頑張らない、頑張らない」と呪文のように唱えてみるといいですね。

頑張ることを諦めることは、今すぐにでもできます。

大丈夫、きっと今からでも方向転換はできますよ。

このページが人生を見直すきっかけになれば幸いです。

働くことも頑張るのをやめる

ついつい働くことに対しては、頑張ってしまう人も多いのではないでしょうか。

「働かざる者食うべからず」という言葉にも現れているように、働かない人には比較的厳しい社会です。

しかし、「働くために生きる」まで進行してしまうと、生きづらさが出てきます。

働くのもほどほどに、「生活費を稼ぐために働くか〜」程度の心持ちでいいのではないですか。

⇒「働くために生きる」生活に消耗しているなら、逆の環境を目指すべし

ABOUT US
ケチャップ万太郎。
マヨラーは敵。 31歳でこれまで正社員、アルバイト、派遣社員、契約社員、個人事業主、業務委託などさまざまな働き方をしてきた。その経験を活かし、自身の借金や働き方について執筆。