- 借金の利息によって、返済がなかなか終わらない
- そもそも何社にいくら借りているのか把握していない
- 無駄遣いや急な支出が多く、借入が続いてしまう
そんな悩みでお困りのかたも多いかと思います。
私もかつては50万円の借金(リボ払い)を完済した経験があるのでよくわかります。
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借金を自力で返済する道のりとコツについて、早速見ていきましょう。
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借金返済のコツ
まずは一般的によく言われるコツについて、挙げていきます。
- 何社でいくら借りているか、年間の金利はいくらか
- 毎月の収入・支出はいくらか
- 毎月返済可能な金額はいくらか
これらが正確に分かっていないと、毎月いくらずつ返済できるか把握できません。
場合によっては複数社から借入していて、利息が低いサービスから返済していた、など損な返済方法になってしまうリスクもあります。
正しく返済能力について把握することで、支払う総額を抑えた返済プランが組み立てられます。
もし複数社から借り入れている場合には、利息が一番高いところから返済します。
たとえば100万円A社とB社から借りているとして、利息がそれぞれ18%と9%だったら
- A社=118万円
- B社=109万円
一年間でこれだけ返済額に差が出てきます。
返済回数が多くなるほど、返済総額が増えていきます。
たとえば50万円を金利14.5%で借入しているとして
- 毎月5000円ずつ返済すると返済まで106ヶ月(8年10ヶ月)
- 毎月10000円ずつ返済すると78ヶ月(6年6ヶ月)
このように、2年以上も返済まで期間が変わります。
繰り上げ返済(余裕のある月は多く返済していく)ことで、返済期間を短縮できるんですね。
詳しくは返済 シミュレーションなどで検索してみてください。
金利を抑えるには、大手キャッシングサービスから銀行系のカードローンへ乗り換える方法もあります。
キャッシング系だと18%だったのが、銀行系だと14.5%の金利になったというケースもあります。
借入額が大きいほど金利がジワジワ効いてくるので、乗り換えたほうが節約になります。
収入が少なく返済額が増やせない場合には、副業も検討してみてください。
「本業があり、とても体力的に副業なんてムリ」
という方でも大丈夫です。
ウェブライティングや動画編集の副業などは最近広まってきていますし、自宅にいながら作業できるのでおすすめです。
参考
副業する際のコツとして、時間を切り売りするのではなく成果で報酬が得られるタイプのほうが、体力的には疲れにくくなりますよ。
どちらの講座も実践的な内容をウェブ上から学べるので、手に職をつけたい方はぜひ挑戦してみてください。
次に、筆者の体験談から書いていきます。
借金を自力返済するには?
任意整理や自己破産するのではなく、自力で返済していくにはどうしたらいいでしょうか。
家賃の固定費がデカいと感じたため、引っ越しをしました。
9万万5千円→6万4千円まで毎月約3万円程度、節約に成功です。
固定費は毎月かかってくるものなので、返済時には優先的に考えていました。
もしあなたが、実家に戻れるなら賃貸は解約したほうが返済は進みますよ。
近所のジムで筋トレしていましたが、こちらも解約。
モチベーションが落ちたのと、引っ越ししたことにより通うのに時間がかかるようになってしまったことも理由です。
こちらも固定費枠。
週4で働いていた時期もありましたが、シフトを増やして増収。
半年程度は週5で労働していました。
それまで50万円あったカードの利用限度額を10万円に変更しました。
リボ払いを気軽に使えてしまうために、借金が逆に増えてしまう危険性が高かったため。
もしリボ払いで借入してしまう人は、限度額を見直してみたほうがいいかもしれません。
多く返せる月は、1万円〜2万円程度上乗せして返済していました。
最低額(毎月5000円)の返済だと、利息の返済がほとんどのため、貯金するより返済したほうが最終的に支払う利息が少なくなると感じます。
返済には3年ほどかかった
毎月の返済額は1〜3万円ほど。
最初は毎月5000円で返済していましたが利息の支払いが思ったよりも重たく、返しきれないと感じていました。
そこで多く返済できる月については積極的に繰り上げ返済し、着実に元金を減らしていくように。
利息によって増えた返済額ではなく、元々借入していた金額のこと。
それでも返済まで約3年もかかったので、金利は怖いなと実感しています。
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返済期間中は何を感じていたか
返済期間中には、下記のようなことを考えたり悩んでいました。
- 仕事をやめたいけど、毎月の返済額を確保するために間を置かずに再就職しなくては
- 返済額を確保するために、毎月の給料日前には給料の計算をし、生活費とは別に確保しよう
- 安易に外食せず、外食しても500円ランチなどを利用しよう
- 休日にお出かけしなかったことで○○円浮いた
- 今月はもうカード払い禁止
返済中はさまざまな制約の中で生活していかなければいけないので、ストレスも溜まりがちです。
リフレッシュできるような趣味(無料で遊べるゲームや見放題の映画ストリーミングサイトの活用など)でなるべく、お金をかけずに時間を使うよう心がけていました。
返済期間が長期化してしまうケースも
借金返済の道のりについて知りたい皆さんは、なるべく最短距離での返済をしたいと思っているかと思いますが、一方で返済期間が長期化してしまうケースもあります。
借金返済 ブログなどのキーワードで検索すると、さまざまな借金返済ブログが出てきます。
その中で特に長期化してしまうケースについてまとめてみました。
- 借金を支払わず一年間放置していた→最終的に裁判で強制執行により財産差押え
- うつ病にかかり借金払えず借入先から催促の連絡をされるも、払えない状態が続いていた→ブラックリストに載る→督促状が届き3ヶ月経過→強制執行により財産差押え
- 消費者金融から昔借金をしていたが、5年経過し消滅していた(払わなくてよくなった)
などなど。
その末路は一概には言えませんが、長期化すると返済に苦労するケースが多くなりがちです。
なるべく繰り上げ返済で、弁護士などに頼らず自力で返済したほうが面倒が少なくていいですよね。
借金が長期化すると債務整理などで弁護士に支払う金額も発生してしまう可能性があるので、注意が必要です。
悲惨な末路を迎えてしまう前に、今から行動していきましょう。
たとえ50万の借入でも、完済できない場合もある
前述の利息の内容から、毎月5000円の返済だと8年も完済に期間がかかってしまうことがわかりました。
「たった50万」と思われる方もいるかもしれませんが、返せないと感じる人も中にはいるでしょう。
私自身は周囲の環境にも恵まれ幸いにも完済にたどり着きましたが、返済中はつらい場面も多かったです。
そんな人は「借金のメリットってあるの?デメリットだらけなのはわかる。」のページも参考にしてみてください。
借金返済のプラス面を見つめてみることで、苦しい返済生活を乗り切る糧にしていってもらえたら幸いです。
完済への道のりは人それぞれですが、返済のコツを上手く活用することで返済を早めることはできます。
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借金をこれ以上増やさないためには、目標が必要
借入額が大きかったり、返済中に借入を重ねてしまうと、元金が減らない(または借金が増える)可能性があります。
この状態に陥ってしまうと残念ながら返済が長期間してしまうので、
- 生活を切りつめる
- 利息以上の金額を返済する
といった目標を立ててみてください。
現状で借金が減らないとなると今以上の努力が必要になるので、まず自分がどこで返済に行き詰まっているのか把握するところから再認識してみましょう。
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もしあなたが、現在借りている金融会社の金利が高いと感じている場合には、上記サービスを使って総額の返済額を減らしていち早く完済できるように近道してみてくださいね。