借金のデメリットは金利がかかったり周りに恥ずかしくて言えない、場合によっては信用情報に傷がつき審査に影響するといったことがあります。
一方で借金することのメリットはあるでしょうか?
なかなかないですが、ゼロというわけではありません。
今回の記事では借金のメリットについて、あえて書いていきます。
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借金にメリットはある?あえて挙げてみた
デメリットだらけの借金ですが、あえてメリットにも注目してみたいと思います。
ちなみに筆者は「借金返済を自力でするための道のりと返済のコツ。どうやって50万の借金を完済した?」のページで書いたように、過去50万円の借金を抱えていたことがあります。
普段はもちろん、借金の苦しさばかり感じて過ごしていました。
しかしある時から、借金することでプラス面もあったと振り返るようになり、終わってみれば借金したことで人間的にも大きく成長を実感するようになっています。
この記事では私自身の経験から、借金したことで苦労も多いだろうけど、終わってみれば悪いことばかりではなかったよということを伝えたいです。
借金したことにより、当然お金に困ってるわけです。
そんな中、周囲の支えも大きいことに感謝ができますよね。
筆者の話で言えば、恥ずかしながら親に一部の借金返済を援助してもらったり、彼女にご飯を奢ってもらったりしてました。
そういった意味で、借金しなかった時より 借金時のほうが周囲の支えが得られやすく、結果的にありがたさが分かるようになることがメリットです。
金額によって開放感の度合いが異なるかもしれませんが、多かれ少なかれ完済時の達成感や開放感が得られます。
例えるならスポーツの試合を90分フルでやりきった後のような充実感すら覚えます。
ただ注意点として、開放された勢いからお金を使いすぎないようにしたいですね。
やりきったことにより、自分に自信が持てることもメリットです。
ヒマラヤ山脈を登頂したくらいの険しい返済への道のりですから、相当苦労して返済しているはず。
千里の道も一歩ずつ踏み出せば、いずれ完済した時に自信が持てるようになるでしょう。
正直に言うと、借金するまではお金にルーズで使い方についても至らないことが多かったです。
しかし借金すると必然的に毎月の返済額のことを考えなくてはいけないし、そのためには収入、支出から返済に充てられる金額を計算しなくてはいけません。
家計簿をつけたり、必要なお金は取っておくなど、お金にだらしなさがなくなります。
返済のために無駄遣いしなくなるという点から、節約上手にもなります。
節約すれば必然的に貯金もできるようになるし貯金ゼロから脱出することもできますよ。
- 借金前:いつも収入は使い切る
- 借金後:貯金ができるようになる
それまで返済額に充てていたお金を、返済後は好きなものを買うために使えます。
当たり前ですが、返済後はそれが何よりも嬉しい。
金銭感覚も身に尽くし、周囲に感謝することもできる。
これって人として凄く成長してますよね。
- 借金前:独りよがりで独善的
- 借金後:感謝の心や人との繋がりを感じられる
こういった変化から、人間として一回り以上成長した自分に出会えるのではないでしょうか。
借金した経験がその後の人生に役立つ
まとめ的なお話になりますが、借金をした経験をプラスに捉えることができれば、その後の人生に役立つ経験となっていくことでしょう。
逆に言えばネガティブな経験として終わってしまうことがあるので、それでは勿体ないです。
プラスに転換するには、借金して良かったことがないか、あなた自身の内側に聞いてみてください。
あくまでも上記に記載した内容は私の体験談でしかないので、あなた自身の良かったことがきっとあるはず。
借金の経験をプラスに捉えられるかどうかは、この記事を読んだ後のあなた次第ですよ。
借金のマイナスな記憶を塗り替える
「借金で生きていくのがツラい、しんどい時の対処法とは?」のページに書いていますが、借金の経験をプラスに捉え直すたの方法を紹介しています。
もしあなたが、
現時点で借金をしていて気持ち的にしんどい
メンタルが安定せずボロボロで、返済もうまくいっていない
という場合には、マイナスからプラスの記憶に書き換える練習が必要です。
ぜひあなた自身の借金のエピソードから、良かった点を探ってみてください。
借金返済のノウハウ的なことは多くのブログで紹介されているかと思いますが、メンタル的な部分についてはまだまだ周知が少ないのではないかと思います。プラスに捉えることで、借金返済を前向きにしていきましょう。
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借金にデメリットは多いが「人生の汚点」として終わらせない
多くの人は、借金を人生の汚点と捉え、
早く忘れてしまいたい過去の出来事
として処理しているのではないでしょうか。
何事にもマイナス面とプラス面はあります。
借金した経験を単にデメリットとして終わらせるのではなく、「そういえば良いこともあったな」「借金した過去があるから今の自分がある」
といったように、プラスの面から見直すことは誰にでもできることです。
ぜひ悲観せず、自分だけのメリットも見つけてみてくださいね。