私も「1年以上仕事が続かない」人間なのでよく分かります。
特に派遣だと、初日でバックれたりする人も平気でいますからね。見極め期間として割り切ってるんでしょう。
それでも中にはあなたのように、気にしてしまうという人もいるかと思いますが、「派遣すら続かない」と思っても、向いてることは必ずあります。
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そもそも「派遣すら」というのは間違い
派遣が続かないのは当たり前です。
基本的に3ヶ月ごとに契約更新がされるか分からない派遣なので、現場が合わないと感じれば辞めやすいメリットがあるから。
一方で正社員が続くのも当たり前と言えます。
無期雇用のため辞めるメリットが少なく、逆にデメリットが大きくなるためです。
派遣が続かない⇒当たり前のこと
紹介予定派遣から、正社員になることを目指すのが手っ取り早いでしょう。
- 正社員になれるかも、と続けるモチベが上がる
- 実際に正社員になれれば、辞めるデメリットが大きいので続く可能性が高い
といったメリットがあるため。
⇒30代派遣ってヤバい?34歳までなら逆転のチャンスは大いにあります
人間の意思はそれほど強くありません。
そのため、たとえば上記で紹介したように
「正社員になれるかも」
「正社員やめるのは勿体ない」
など、自分にメリットのある条件をつけることで続けるモチベーションになったりします。
簡単に言うと馬の先にニンジンをぶら下げるイメージですね。自分の欲望をうまく飼いならすことです。
派遣が続かないのは派遣元や現場の責任もある
そもそものミスマッチの可能性があります。
派遣元:案件が見つかりやすいように、週5勤務もOKにしといていいですか?
現実:やっぱり週4がよかった
また、
- シフトの融通がきかない
- 現場の管理者が仕事教える気ない
- 派遣元の営業担当が質問に答えない
- 仕事内容が聞いてたのと違う
といったことから、短期間でやめてしまうことにもつながります。
環境の責任も大きですよ。
「ダメ人間」と思ってしまうと悪循環
派遣すら続かないの「すら」には、簡単であるはずの派遣を続けられない劣等感がニュアンスとして含まれています。
しかし派遣を辞めたというだけで、自身をダメ人間と思ってしまうのはよくないです。
少しキツい言い方をすると、自分を「派遣すら続かない人間」とレッテル張りをすることで、本当にその後続かなくなってしまうんですね。
社会心理学でいうところの「予言の自己成就」です。
“予言の自己成就”は、社会心理学では「根拠のない見立てや考えが新しい行動を呼び起こし、その行動が結果として当初の誤った考えをリアルなものとすること」とされているということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200302/k10012309851000.html
つまり、先に思考がある⇒行動がその思考に合わせて変わってくるということです。
派遣が続かないのは、環境面などにも左右されるので「偶然の要素がデカいんだ」と考えると楽になれます。
派遣の仕事が続かないのは自分のせいだと思ってしまう
⇒本当にその後続かなくなることが増える
派遣の仕事が続かないのは偶然の要素が大きいと考える
⇒自信を失うことがないので、その後は続く
仕事を辞める理由の一位は「人間関係」というのは有名な話ですよね。
人間関係が合わないと辞めやすいです。
いい環境に巡り合うまで、ガチャを回す感覚でいてもいいのではないですか。
辞めることをネガティブに捉えず、自分に向いた環境を探すための旅と捉えてみるのです。
永住する地を探すための旅。
合わないと思った環境なら、すぐに旅立ちましょう。
- 自分を変えようと頑張る
- 環境に適応しようと努力する
そういったことを繰り返すと疲れてしまいますよ。
自分を変えるのではなく、なるべく自分にあった環境を見つけるほうが簡単です。
間違った方向性に努力しても報われないばかりか、疲れ果ててしまうことになりますから。
「派遣が続かない」自分に期待を持たないことも重要です。
なぜなら期待した分だけ、期待が裏切られた(辞めてしまった)時に凹むからです。
- 何ヶ月も落ち込んだ状態が続く
- 「どうせ自分なんて…」というマイナス思考の悪循環に陥る
といった心配もあります。
そうならないためにも、無駄な期待はせず冷静に辞めた理由を分析しましょう。
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「派遣続かない」時は、向いてること探ししよう
「人と関わらない仕事」が向いているかもしれません。
もしかしたら、正社員で責任があるポジションのほうが向いてるかもしれません。
向いてることは一朝一夕には分からないので、日々の生活の中から常に意識的に考えることが大切です。
これを書いてる私も今は、派遣社員+フリーランスの兼業をしていたりしますから。
これから先、どう転ぶかも分かりません。
そんな不確定要素が多い世の中で、自分に自信を持ってあげてください。
「仕事にやりがいを感じないのは、誰でもできることをしているから」のページにも書いていますが、あなたにしか提供できない価値を見つけることです。
会社に所属することだけでなくても、自分で仕事を創り出すこともできます。
自分の価値観に沿った仕事を探すことで、やりがいを感じながら仕事をすることにつながるでしょう。
ぜひ、向いてること探しを始めてみてください。
まだあなたは、自分の才能に気づいていないだけかもしれません。
才能というのは、誰にでもあると思っています。なぜなら、人は多様性を持ち合わせて生き残ってきたからです。
多様な才能がないと、そもそも種として生き残れませんから。
また、発明王のエジソンも小学校を3ヶ月で中退し、その後独学で上り詰めた人です。あれだけの才能が、学校には適さなかったんですね。
- 人より少しだけ秀でてること
- 友達に頼られること
- 長続きする趣味
そんな中に、あなたの才能の引き出しが隠されている可能性があります。
人によっては能力だけでなく
「続けられることが才能」
「情熱を持って取り組めることが才能」
という、より幅広く取り組む姿勢に対しても才能であると言えそうです。