「働くために生きる」生活に消耗しているなら、逆の環境を目指すべし

本来は「生きるために働いて」きたにもかかわらず、いつの間にか働くために生きているような状態に陥ることってありますよね。

確かに、生活のためにお金は必要です。

しかし、それだけだと働くための装置みたいで嫌じゃないですか。

そうならないためにも、「働くために生きる生活」から抜け出して、「生きるために働く」ほうへと方向転換をしていけたらいいなというのがこの記事の趣旨です。

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働くことに疲れるタイミングは必ずある

人生で働くことに疲れるタイミングって、定期的に来るものだと思ってます。

人それぞれ抱えている生活や価値観の違いもありますし、一概に仕事やめろなんて乱暴な結論も下せません。

働くことに疲れるのは、自分に合っていないことをしているから

  • 責任が重すぎて胃痛になったり
  • 人間関係が悪くストレス過多であったり
  • 業務内容が人の役に立たなかったり
  • 拘束時間が長時間であったり

で悩むことが多いかと思います。

一つだけ共通して言えることがあるとすれば、向いてないことやキャパオーバーの状態にもかかわらず、無理やり回している可能性があるということです。

「気合い」や「根性」で乗り切れるのはいっときだけです。そのうち必ず、心や体に不調が出てきます。

⇒向いてない仕事をやめて、向いていることを見つけよう

ブラック労働で消耗している可能性もある

さらに言及すると、職場自体がブラック化していて、一人あたりの負担が大きくなっていることもあります。

  • 人手不足なのに人が補充されない
  • サービス残業の常態化
  • 叱責やパワハラなどの職場環境の悪さ
  • 有給や休憩が満足にとれない

など、人の尊敬を踏みにじるようなやり方がまかり通っている可能性すらあります。

頑張りすぎることは自分の心の声をスルーしている状態なので、よくありません。

⇒「真面目に働く人」は搾取されやすい理由

まずは思考面から、生活を立て直すために変えていく

まずは「働くために生きている」ような、今の現状を冷静に見つめます。

一時的な状態だと考える

その時、無理して頑張っている状態が続いているようなら、「いずれは限界を迎えてしまうことがある一時的な状態」だと認識しましょう。

この文章が読めているならおそらく大丈夫かと思いますが、無理しすぎるとろくに文章も読めなくなる状態まで堕ちてしまうこともあります。

長期的に人生設計をしていく必要があるので、一時的な無理した状態では完走することはできないですよね。

そうした状況の認識をまずは持つことです。

短距離走は続かない

よく人生は長いマラソンに喩えられます。

長時間労働やストレス過多の状態で働いているなら、短距離走をひたすら繰り返しているようなものです。

いずれは息切れしてきて、完走(定年)を迎える前にうつ病や体調不良でダウンしてしまうことにもつながります。

心まで服従しない

いくら会社との契約があって働いているからといって、心の中まで縛られる必要はありません。

断固たる心持ちを常に持っておき、表面的には指示に従いつつも心は従わない姿勢が大切です。

心は常に自由に開放されていていいんだと思うだけでも、ストレス緩和されてきますよ。

自身の価値観と向き合う

「本当の自分は何をやりたかったのか」

「方向転換するとしたら、次はどうしようか」

と、価値観を軸に方向性を考えます。

もし「価値観なんて分かんないよ〜」って時には、とにかく競争から降りてみる意識を持ちましょう。心穏やかに生きる。

⇒「頑張ることに疲れた」なら、なるべく頑張らなくていい環境を見つけるべし

副業ガチ勢になる

よく考えた結果、辞める状況までには至らないということであれば、副業ガチ勢になる道も考えられます。

副業収入が安定化すれば、そのときに辞める決断をしてもいいですからね。判断の保留というやつです。

ただ現実的に、本業で手一杯ということがあるかと思いますので、無理して副業に取り組む必要はありません。

あくまでも本業の手が抜ける人は、検討してみてください。

⇒「副業続かない」に回答。副業が続かないのは、楽しむ心を失っているからです。

準備が整ってから、実際に行動に移してみる

心の整理がついたら、実際に環境を変える方向へ舵を切っていきます。

辞めることを躊躇わない

「頑張って入った会社だから」

「この会社を辞めたら、もう正社員になれないのではないか」

という心配もあるかと思いますが、確実な未来の保証なんてどこにもありません。未来は切り拓いていくものです。

せっかく準備は整っているにもかかわらず、最後の一歩が踏み出せないのはもったいないですよ。もし辞めることに躊躇があるなら、下記ページも参考に。

⇒「正社員辞めること」はもったいない?いやいや、スタートラインですよ

アルバイトでも何でも、生きていくために働く

職業に貴賎はありません。

食っていくに十分なだけのお金を、アルバイトでも派遣でも何でもいいので、とりあえず稼ぐことを考えます。

働いているうちに、次第に「次はなにをしよう」「こういうことしたら、面白くなりそうだ」と考える余裕も生まれてきます。

そこから人生を立て直していくのでも、十分ではないですか。自分のペースで進んでいければ、何も悪いことはないです。

どうしても働きたくない方はこちら

⇒「仕事辞めたいけど、転職したくない」に回答

フリーランスとして働く

もし副業などが上手くいって本格的に稼げそうなら、組織に属さずフリーランスとして開業する道もあります。

ただし注意点として、フリーランスだけでずっと食べていくのは難しい可能性もあります。その場合、臨機応変に働き方を組み合わせる方法もおすすめです。

⇒フリーランスは不安定になりがちなので、注意が必要

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人生はきっと、もっと楽しめる

結論として、働くことだけで生きることに違和感を持ったら、動いて環境を変えるべきです。

きっと意志を持って進んでいれば、目的地にはたどりつけます。たとえペースが遅くても、方向は見失わずにいれば大丈夫です。

  • 働くために生きる⇒しんどい
  • 生きるために働く⇒イキイキしてくる

という違いがあるというお話でした。

今日からぜひ、生き方のプランニングをしてみてください。

ABOUT US
ケチャップ万太郎。
マヨラーは敵。 31歳でこれまで正社員、アルバイト、派遣社員、契約社員、個人事業主、業務委託などさまざまな働き方をしてきた。その経験を活かし、自身の借金や働き方について執筆。