独身なら一生派遣でもなんとかなる。プラスアルファの副業を頑張ろう
普通は、逆のパターンが多いですよね。
- 派遣社員から、正社員を目指す
- 契約社員から、正社員を目指す
あえて正社員から派遣に転身するメリットはあるでしょうか。
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派遣のデメリットを確認しておく
本題の前に、派遣社員のデメリットも確認しておきます。
- 正社員と待遇差がある
- 雇用が不安定
- スキルアップが難しい
- 年収が上がらない
- ボーナスが出ない
- 退職金がない
こうしたデメリットは理解したうえで、正社員をやめる決断をしましょう。
[say name=”最低賃金で働くゆり子先生” img=”https://centerpointhalf.com/wp-content/uploads/2021/12/ADC44257-A2B4-49FB-A384-54B60FA0B3A3-1.jpg”]デメリットが多すぎる!普通の人にはとても派遣はおすすめできないや[/say]それがそこまででもないかもよ。正社員の待遇も、悪いところは悪いから
ボーナスが出ない正社員もいます。
厚生労働省の調査によると、約3割程度は夏・冬ともボーナスがでないそうです。
意外とボーナスが出ない正社員もいるので、単純に時給計算して派遣で働いたほうがお得という人も多いかもしれません。
納得して辞めれば後悔しない決断ができます。
今後自分の人生で「求めたい価値観」を紙に挙げられるだけ書き出してみて、今の正社員としてやっている職場で将来的に実現できそうか考えてみてください。
たとえば「自由」「信頼のおける人と働きたい」「責任感がない仕事がしたい」「叱られたくない」「一人で仕事を生み出したい」「新しい業種にチャレンジしたい」など。
最悪のケースも想定しておきます。
どんな状況に陥ったら、正社員をやめることを後悔するでしょうか。
- 年収が半減したら後悔する
- 不安定な雇用状況にストレスが溜まる
- 結婚やローンを諦めることに絶望する
など、最悪な状況を想定して自分が「耐えられそうかどうか」考えてみましょう。
⇒「仕事にやりがいを感じない」のは、あなたにしかできないことをやっていないから。
全員が週5のフルタイムに向いているわけではありません。
- 感覚が敏感でHSP気質であったり
- ストレス耐性がなかったり
- 持病などで体力的にきつかったり
といったことで、正社員ムリ!という人も多いものです。
正社員から派遣に転身すると、副業がしやすくなる
やっと本題です。
副業が禁止されている会社だと、コソコソ隠れて副業しなきゃいけないデメリットがありますよね。
副業がバレたら、始末書とか、ひどいと懲戒処分にされてしまう可能性すらあります。
一方で派遣社員なら、派遣先の就業規則で副業が禁止されていなければ副業できますし、万が一バレて契約終了になったとしても、派遣会社を乗り換えればいいだけです。
「フリーランスは毎月の収入が安定しない」にも書きましたが、独立の目安として
- 本業の収入を副業収入が越えている
- 複数の継続案件を確保している
といった状態になっていることです。
また副業収入が「どの程度の年数、安定して稼ぐことができるか」という観点も大切です。
極端な話、一つのアフィリエイトサイトで月100万稼いでいても、瞬間風速だったら意味がありません。次のGoogleアップデートで飛ばされないか?という観点も持ち合わせましょう。
私も過去には、サイト運営をしていましたが、半年程度で売上が半減してしまいました。Googleだけに頼る集客手法で独立するなら、一度考え直したほうがいいです。
もはやどちらが副業か分かりませんが、副業する時間の確保に効果的です。
派遣で働けば、
- 週2〜可能
- 一日4時間だけ
といった働き方もしやすいです。
副業するまとまった時間が正社員では確保しづらったり、土日しか取れなかったりという場合にはおすすめ。
副業というよりかは、もはや副業がメインで派遣が副業の感覚になります。
こんな状態↓
「今月、副業のほうが3倍稼いでる!?」
ただし安定して稼げる派遣と、収入が不安定になりがちな副業ではリスクのとり方が違ってくるので、副業で多く稼げているからと散財してしまうのはNGです。
- 安定収入の派遣
- リスキーだが高収入を得られる可能性がある副業
これらを両立させることで、安定しつつリスクのあることにも挑戦できるメリットが得られます。
孤独なフリーランス生活だと、一人ですべて完結してしまって誰とも話さない日とか普通にあります。
もはや声の出し方も忘れるレベルで。
そんな孤独な生活をしていると、心が病んできます。
最低限プライベートで話し相手を確保しておくか、派遣でコールセンターなど声を出す仕事をするのがおすすめです。
おすすめ派遣サイト⇒ マイナビスタッフ
副業の収入が落ちてきたら、再就職も考える
とはいえ、ずっと副業の収入が安定しているとも限りません。
「副業の収入が落ちてきたな‥」と感じ始めてきたら、再就職も検討できます。
再就職の転職活動では、副業(フリーランス活動)の経験がアピールができるのがデカいです。
企業としてもただ生活のために派遣社員をやっていた人材より、自分で動ける経験がある人材のほうが採りやすいので。
私ならたとえば
- ウェブサイト運用経験
- ウェブライティング経験
などがアピールポイントにできますね。
副業で派遣をしていた人なら、スキルは問題ないはず。
普通、派遣しかしていない人だと単純作業しかできない人材と見做されますが、副業で稼いでいれば別です。
面接でアピールできることが多ければ、再就職もそこまで困らないですよ。
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【結論】フリーランスとして食うに困ったら、派遣がおすすめ
正社員がいきなり派遣社員に転身するメリットは大きくありません。
しかし、時間の融通が利くようになるので、副業するならおすすめです。
そういった文脈から、「本業以外で本気出して取り組みたいことがある」という方はぜひトライしてみてください。
「週5で派遣ってつらくない?」のページにも書きましたが、派遣で働くなら週4のほうが無理なく働けるのでおすすめです。
週5で働けるなら正社員やっていたほうが安定はするので、わざわざ派遣をやるメリットは薄くなります。
週4で働きつつ、副業するのがペース的にもちょうどいいと私は感じています。
「週4の手取りは15万円」程度です。
もし事業に失敗してすべてゼロになったとしても、派遣の収入だけで暮らしていけるかという観点を持ちましょう。
最悪、フリーランスで稼げなくなったときの想定をしておかないと、借金を抱えてしまうことにも繋がりかねません。
支出はスリムにして、派遣の収入だけで暮らせる状態を保てるのが理想ですね。