正社員を20代や30代で諦めて絶望していませんか。そして将来に、希望を見出せない状態から抜け出せていないのではないでしょうか。
つらい気持ちはよく分かります。
何せ私自身が、派遣社員+フリーランスで働いていますので。
この記事では、正社員を無理に目指せとは言いません。私がこんな生き方をしているよ、という内容を書いて、少しでも共感や励みになる方がいればと思います。
正社員を諦めたからといって絶望することは勿体ないので、一緒に前を向けるように頑張っていきましょう。
この記事は以下から、正社員だけが正しい生き方ではないという方向性で進行していきます。
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【時代が悪い】正社員がもてはやされたのは高度経済成長だけ
高度経済成長期には、モノは作る分だけ売れ、生産工場を拡大し、その分人を雇う正のスパイラルがありました。この時、正社員で安定した生活が送れるのは時代の波に乗った、正しい戦略でした。
一方で今はデフレでモノは売れないし、企業は革新が求めれ、コスト削減のために人員は削減される時代です。
どんどん単純労働は機械に置き換えられるし、正社員といえどもクビになるかもしれないし、半分は時代のせいにしてしまえるかと思います。
今の時代、正社員で働いている人たちも「現状維持でいい」「余計な提案をして仕事増やしたくない」「定時で上がれれば満足」と思って働いている人が大多数です。
諦めの境地にいるのは何も正社員になれなかった人たちだけではなく、正社員の方もある意味諦めの中にいます。
【実体験】正社員で幸せを掴めなかった過去
働き盛りはみんな、正社員を目指すべきなのでしょうか。
小学校では「将来の夢」を発表させられました。
他のみんながたくさんの画用紙にいろいろ書き込んでいる中、1ページにまとめきれるくらいの夢しか語れませんでした。
高校の修学旅行先(民泊)では、民泊先の家庭で将来の夢の話がでました。
班のみんなが真面目に回答する中、ノリと勢いで誤魔化しました。
本当はきっと、企業や公務員になって働く夢があまり持ててなかったんですよね。
大学では、なるべく就活しないよう一留し、浪人もしていたので24歳で社会人デビューしました。
もちろん就職先のIT企業には馴染めず、年を越す前に辞めました。いわゆる、短期離職というやつです。
このように子供の頃から、正社員として幸せになる未来がどうしても見れませんでした。
どうしてみんな、将来の夢=職業になりたがるんだろう、と不思議でした。きっと、他の人より所属欲が低かったのかもしれません。
「どこかに所属したら安心」とか、「大企業だから名誉欲が満たされる」といった感覚が今も薄いです。
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正社員辞めてからがスタートラインな理由
辞めるまでは自分の人生を生きれていないからです。
どういうことかと言うと、それまでは受験であったり、就活であったり、足並みをそろえてイベントを乗り越えてきたつもりでも、周囲に流されていただけではないかと思うんですよね。
そういったレールから飛び降りる(=正社員やめる)ことで初めて、自分の人生を生き始めたと言える人もいるのではないかと思います。
かつての自分もそうでした。
意外と飛び降りてしまえば、「こんなもんか」と思うんですよね。もっとこのブログで生き様を見せていきたいところ。
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「正社員じゃなくてもいい」と思える、価値観の切り替え方4つ
お待たせしました。よくやく本題です。
- 過去の自分を許す
- 他人と比較しない
- お金に執着しない
- 今後、フリーランスが主流の働き方になるかもしれないと考える
- 足りない分は副業で稼ぐ
一つずつ見ていきます。
「正社員諦めた」と思うからには、過去のつらい思い出があるはずです。
もしかしたら、正社員を辞めた決断を下した自分自身を、今も責め続けている状態かもしれません。
真面目なのは悪いことではないですが、いつまでも過去に引きずられていては前を向くことができないですよね。
過去のつらい場面を可能であれば思い出し、
「その決断でいいんだよ」
「あの時は間違っていなかった」
と自身を肯定してあげてください。
いつの日か、傷が癒えて過去の自分を肯定的に捉えることができるようになります。
- 同期で入ったあいつは今も正社員として働き続けている
- 生涯年収では○億も差が出てくる
- 友人たちと比べて、どうして自分だけこんなに苦労しなくちゃいけないんだ
なんていう比較をしてしまうこともあるでしょう。
人は人です。
隣の芝は青く見えるものです。
人間、死ぬまでその人の人生の「結論」は分かりません。今の苦しい経験が、将来に生かされることもあります。
比べるなら今の自分と過去の自分です。自分の人生を生きることにフォーカスしてみてください。
生活していくうえでお金はなくてはならないものです。
しかし、必要以上に蓄えることに躍起になって、疲れてしまっている状態ではありませんか。
知足、つまり「足るを知る」ということです。
他人と自分を比べて落ち込んだり、努力が報われないと悲しくなったり、嫉妬心をもてあましたりなど、ネガティブな感情で心を乱されることは多いものです。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784594080679
でも、「もうダメだ」と決めつけているのは自分自身です。
半分の水が入ったコップを見て、「もう半分しかない……」と悲嘆に暮れるか、「まだ半分ある!」と嬉しく思うか。同じ事象でも、意識の持ち方を変えるだけで、「心のありかた」は全く変わってくるのです。
「足るを知る」とは、古代中国の思想家、老子の言葉です。
「足るを知る者は富む」、つまり「何事に対しても、“満足する”という意識を持つことで、精神的に豊かになり、幸せな気持ちで生きていける」ということを表しています。
不満を言っても、自分がミジメになるだけで状況は変わりません。
しかし、「意識の持ち方」を少し変えるだけ、喜びや幸福感、安らぎに満たされた人生をおくることができます。
頑張りすぎなくても大丈夫。上手に妥協すれば、さらに得ができます。
現状でも生活に困窮していない状態であれば、収入が劣っているからといって必要以上に悩む必要はありません。
現状に満足できる心を養うことが、結果的に幸せへの近道になります。
少し切り口を変えてみましょう。
アメリカではすでに、フリーランス人口が35%おり、2027年には労働者の半数がフリーランスになるのではないか、といった試算もあるほどです。
米国のフリーランス人口は5670万人だ。これにはフルタイムとパートタイムのフリーランスが含まれている。米国の労働人口は約1億6000万人。このうち約35%が何らか形でフリーランス業務に携わっていることになる。
https://www.google.com/amp/s/ampmedia.jp/2019/05/29/freelance-5/amp/
世界的にフリーランスが増える流れが加速しているので、日本のフリーランスも今後はもっと増えてくるでしょう。
将来的に、フリーランスで働くあなたはマジョリティになっていることも考えられますね。なので「世界的に見れば多数派なんだ!自分スゴイ」と自信を今から持ってみてください。
生涯賃金は、
- 正社員で1.5億
- フリーターで8000万
ほどと言われています。
「差額7000万もある!」とびっくりしてしまいますが、
フリーターはその分時間が豊富ですからね。
副業をして稼いでいくということです。
たとえばこのブログも私にとって副業となっているように、長続きする副業を幾つか持っておくことで生涯賃金の差を埋めていくことにつながります。
まずは自分に合った副業をゆっくり探してみてください。