「65歳まで働きたくない」なら、好きなことして稼ぐ道を探るべし

「65歳まで働きたくないな」と考えていませんか?

超わかります。だって、つまらない仕事をそんなに長く続けるモチベーションなんて持ち合わせてないですもん。

以前のブログで、「稼ぐ力身につけるメリットとは」といった内容の記事を書きました。

その中で特に感じたのが「定年まで働く必要ってなくない?」ということ。

「定年」というゴールポストは、今まさに65歳から70歳へ引き上げられつつあります。そんなバカな話があるでしょうか。疑問です。

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定年が70歳になっても、健康寿命は72歳のまま

お金と時間はトレードオフです。

定年が段階的に70歳へ引き上げられると、今の65歳と5年も違ってきますよね?

「65歳でも長いと感じるのに、もっと伸びるなんて地獄だ」と、感じる人も多いでしょう。

しかも、男性の健康寿命は変わらずに72歳です。そんなに急に寿命は変わるものではありませんよね。

定年を迎えてすぐに、健康を害して好きなことをできないのはイヤというのがほとんどの人にとって本心だと思いませんか。

「何歳まで働くか」選べないのはおかしい

そもそも勝手に「何歳まで働くか」を決められたくないです。

人それぞれリタイアのタイミングを調整したいと思うのは自然なことだと思います。

そして、自動的に70歳まで働くという無茶な働き方をしたくないなら、定年まで働かず自分で生きる道を模索することです。

かつては定年まで勤め上げて退職金で悠々自適な生活ができました。

一方で今は早期退職を促されたり、そもそも退職金がない会社も2割程度あります。

非正規も多い

2020年のデータでは女性は54.4%,男性は22.2%が非正規であり、未だに多くの企業では非正規が退職金をもらうことは現実的ではありません。

そもそも非正規だと退職金がもらえても正規社員の4分の1程度だったりするので、あまりアテにはできないですよね。

しかし年金で生活費すら賄えない可能性のある非正規社員は、生涯現役で働かなくては生きていけないという事情もあることでしょう。

今の仕事で、本当に65歳まで働けますか?

ここで本題です。

みなさんは、天職に巡り合えているでしょうか。このページを読んでいるなら、多くはNoと答える方が多くなるかと思います。

「65歳まで働きたい!」と思えるような天職に巡り合えない理由として、日本的な働き方が影響している部分も多いでしょう。

天職なんてない?転職しても天職に巡り会えない理由4つと対処法

ゼネラリスト的な働き方だと仕事を極められない

多くの職場では、会社の命令一つで異動させられてしまいます。

コロコロと配置転換されるゼネラリスト的な人材育成方法がありますが、これだと一つの分野を極める前に転換されちゃいますよね。

結果として、本当はずっとやりたかったことでもやり続けることができず、また別の仕事という風にローテーションされてしまいます。

一つのジャンルを極めた人のほうが、仕事って楽しく感じると思いませんか?

さらに、ゼネラリスト的な転換では、自分で異動先を選べません。命令に従っているだけなので、「やらされてる感」が出てきてしまうことがあるでしょう。

ミスが許されない社会では何もしないのが最適解になる

ミスが許されない許容度が低い社会では、当然リスクを犯さず「何もしないこと」が最適解となります。

そんなチャレンジしにくいギスギス空間で「仕事楽しめるか?」と言われると、疑問ですよね。

もっとチャレンジした人にインセンティブがないとやってられません。

好きなことを仕事にするには今の職場を「辞める」決意が必要

好きなことを始めるには、まず好きではない今の仕事を辞めることから始めましょう。

⇒向いてない仕事を続けていてもいいことがない理由

何かを始めるとき、何かを辞めないと時間が作り出せないです。

辞める際に、後悔しないよう自身の価値観と向き合ってみてください。

どうせ長く働くなら、好きなことをしないとつまらない

「65歳まで今の会社にいたくない」と思う理由って、やっぱり本質的なところで好きなことをしてないからだと思うんです。

ある程度好きなことをできていれば、仕事に多少の不満があっても続けられるはず。

それが65歳よりも前に辞めたいということは、少なからず「向いてないことをしている」と言えるでしょう。

好きなことを仕事にするステップ

1.興味あることを副業にする

興味がないことで稼ぐのは、今の仕事だけで充分でしょう。副業はさまざまあるので、興味が持てそうなことからチャレンジしてみてください。

1つや2つ失敗しても構いません。65歳まで時間の猶予はありますから、少しずつでも自分が向いていると思ったことを見つけることです。

⇒副業が続かないのは「楽しむ心」を失っているから

2.収入が本業以上になったら独立

独立するには最低限、本業の収入以上を安定して稼げるようになることです。

最初はあまり稼げなくても、信用が貯ればネットの副業などは福利でどんどん稼げるようになるタイミングがきます。

⇒会社向いてない人の生き方

3.生活費はミニマムに

フリーランスになると、毎月の収入が安定しません。最悪、収入ゼロになるなんてこともあります。

なので支出は抑える。長続きさせるためには、ミニマムな暮らしを心がけましょう。

⇒フリーランスで生活が不安定な時の考え方

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【結論】自分の人生は自分でコントロールできれば、幸福度が高まる

自己効力感(=自分の人生を自分でコントロールできている感覚)が大きいと、幸福度も高くなります。

そしてコントロールするためには、好きなことを仕事にすることです。誰にも指図されず、一人親方のように生きるのです。

その理想に向かって、たとえ今は苦しい仕事に就いているとしても進み続けましょう。

方向性さえ間違っていなければ、必ずいつかは辿りつきます。今がダメでも、これからよくなっていきます。

今まで頑張ってきたんですから、今後はとことん自己中な生き方を目指してもいいのではないでしょうか。

チャンスはすぐそこに転がっていますよ。頑張っていきましょう。

ABOUT US
ケチャップ万太郎。
マヨラーは敵。 31歳でこれまで正社員、アルバイト、派遣社員、契約社員、個人事業主、業務委託などさまざまな働き方をしてきた。その経験を活かし、自身の借金や働き方について執筆。