なるべく働かなくていいなら、働かずに和やかに暮らしたいですよね。
ですが、お金がないと生活していくことはできないので、しぶしぶ働いているという人が多いのではないでしょうか。
そんな私だからこそ言えることがもしかしたらあるかもしれないので、「仕事するくらいなら死んだほうがまし」に回答します。
なるべく心を穏やかに暮らすには、どうしたらいいでしょうか。私の体験談も含めて、書いていきます。
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働いてまで生きたくない理由8つ
「働いてまで生きたくない」と感じる理由には、さまざまな要素が影響している可能性があります。
以下に、主な理由をいくつか挙げます。
1. 仕事のストレスやプレッシャー
仕事には、納期、成果、目標など、常にプレッシャーが伴います。
過剰なストレスやプレッシャーを抱え続けると、心身ともに疲弊し、「働くこと」が苦痛に感じられます。
特に、過労や職場での人間関係の問題が重なると、働くこと自体が生きる目的を見失わせる原因になることがあります。
2.やりがいや満足感が感じられない
自分の価値観や興味と一致しない仕事に就いていると、
やりがいや達成感が得られにくいです。
そのため、「ただ生活のために働いている」という感覚が強まり、
生きること自体に意義を見出せなくなる場合があります。
日々の仕事に意義を感じられないと、働くことが虚無的に感じられ、
「働いてまで生きたくない」と思う原因になります。
3.過労による心身の疲労
過労や長時間労働によって、心身が疲弊すると、
生きるエネルギー自体が失われていきます。
特に、休む暇もないほど仕事に追われる生活が続くと、
回復の時間がなくなり、次第に
「働くこと自体が生きる意味を持たない」
と感じるようになります。
これは、過労死やうつ病の原因にもなる深刻な問題です。
4.労働と報酬のバランスが合わない
一生懸命働いても、報酬や待遇が見合わないと感じると、
「こんなに働いてまで生きる意味があるのか」と思うことがあります。
収入が少ない、または福利厚生が不十分な環境では、
働くことに対するモチベーションが低下しやすく、生きるために働く意欲が失われる原因になります。
5. 消耗感や人生の虚しさ
現代社会では、消費主義や競争社会の影響で、
常に「もっと稼ぐ」「もっと成功する」といったプレッシャーがかかりがちです。
こうした消耗感に加え、「生きること自体が何のためなのか」といった虚無感に襲われることがあり、
その中で「働くことに意味がない」と感じることがあります。
働くことで得られる報酬や評価が、
人生の意味にはつながらないと感じる場合に、強い虚しさを感じることがあります。
6. 自由や自分の時間がないと感じる
仕事に多くの時間やエネルギーを費やすことで、
自分の自由な時間が奪われていると感じることがあります。
趣味や家族との時間、休息が犠牲になると、
人生そのものが仕事に支配されているように感じ、
「働いてまで生きたくない」という思いが生じやすくなります。
7. 社会の期待や圧力に疲れる
「働くことが当然」という社会の常識や期待に従わなければならないというプレッシャーも、負担になることがあります。
「生きるために働く」ことが前提の社会で、個人の価値観や選択肢が尊重されにくい環境では、
自己決定権を持たずに生きている感覚を抱き、「働いてまで生きたくない」と感じることがあります。
8. 労働そのものが苦痛である
特定の仕事そのものが体力的または精神的に苦痛である場合、
働くことに対するモチベーションが大きく低下します。
自分に合わない仕事、過酷な労働条件、または職場の環境が悪いと、
働くことが生きることの負担に直結し、「働いてまで生きたくない」と思うようになります。
働いてまで生きたくない時の対処法
「働いてまで生きたくない」と感じる理由には、過剰なストレスややりがいのなさ、
労働条件の厳しさ、報酬との不一致、そして仕事に追われる生活の消耗感などが挙げられます。
これらの要因が重なると、働くこと自体が生きる意味を見失わせ、
人生全体へのモチベーションが低下することがあります。
こうした感覚に対処するためには、仕事との向き合い方やバランスの取り方を見直し、
自分に合った働き方を模索することが重要です。
働いてまで生きたくないなら、実家に帰る
すべてを投げ捨てて実家に帰る最終手段を取れる人はとりましょう。
限界が来て動けなくなる前に動いたほうがいいです。
意外と引っ越し作業とか手間ですし。
見栄とかプライドとかはどうでもいいですよね、もう。
実家に帰れない場合:
もし実家に帰れない事情があったり、帰る実家などない場合には。
パートナーと同棲して家賃を折半したり、最終的には生活保護もあります。
鬱病などの診断書を持って、市役所に行きましょう。
固定費なくせばなんとかなる:
ここで言いたいことは、固定費を持つなということです。
少なくとも家賃が浮くだけで、週5でフルタイム働く必要性がなくなりますから。
税金も高いですし、サラリーマンになるメリットがどんどん削られてるという逆風もあります。
一昔前はサラリーマン安泰だったけど、サブスクの充実などでお金があまり必要ない現代では、お金より豊かな時間のほうが大切だったりしますからね。
自分のペースで生きられることが意外と幸せに直結しますよ。
⇒「週5で働くのがきつすぎる」と感じたタイミングが仕事の辞め時ですよ
【結論】働いてまで生きたくない人が働くべき理由はどんどん減ってきている
AIの登場によって、人間のできる仕事は数に限りがありますし、働きたいと思わない人が無理して働く時代じゃなくなりつつあります。
働きたくない人はもう無理して週5で働くのではなく、
自分のペースで働ける仕事につくか、
完全にリタイアできる環境を整えましょう。
世間体とか一銭の得にもならないので無視してOKです。
とにかく自分が「どうすれば嫌なことをしなくて済むか」
ということだけ考えてください。
働きたくない人が働いても社会に迷惑をかける
マクロ的な話になりますが、
働きたくない人がパフォーマンスを十全に発揮して働けるかというと、
そうでもないと思うんですよね。
イヤイヤやっていても周りの足を引っ張ります。
それなら、おとなしく家で寝ていたほうがお互いのためでもあります。
ベーシックインカムはよ
ということで、
働きたいという熱意がある人だけ働くような社会になったほうがいいんですよね。
ベーシックインカムの議論はまだ日本ではされていませんが、
早く世界に追いつくよう祈りましょう。
働かないで生きれる仕組みづくりをする
在宅で好きなことして稼いでいる人もいます。
働く=サラリーマンと型に嵌めず、
もっと大きな枠組みで考えるといいかもしれないですね。
当たり前ですが、
一朝一夕で身につくスキルで食べてはいけません。
ある程度先のことを見越して、
今からできることに取り組んで、
未来に楽できる仕組みを構築していきましょう。
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【学生時代】働く前は、謎の恐怖心で「とにかく怖かった」
私は大学を1留で卒業しました。
浪人もしていたので、24歳でした。
今振り返ってみると、とにかく謎の恐怖心があったんですよね。
なるべく働きたくないと心のどこかでいつも思っていたので、できるだけ就職を先延ばしにしてました。
そして文系ながらIT系の常駐エンジニア(SES)として就職したものの、一年保たず退職しました。
予言の自己成就なのか、自分が仕事を続けるイメージが最初からなかったので、案の定やめてしまいました。
けれど、一度社会に出て働いてみたことで、いい意味で変われたんですよね。
「意外とこんなもんか」って。確かに、続きはしなかったけど恐怖心は和らいだ。
まずは、働くということの本質を体感することが重要ではないかと思います。
- ブラック企業などの暗いニュース
- 失われた20年とか、先行きの見えない日本社会
↑こういう不安な情報も多いです
恐怖心だけで、働くことに対してネガティブな印象を抱いてしまうこともあるでしょう。
けれど、
自分で動いてみて、まず「働く」ということを体験してみれば、ものの見方は変わってくることもきっとあるはず。
誰かに聞いた伝聞ではなく、自分の目や耳、肌で実際に感じてみてください。
働くことは、確かにお給料が前提ではあるけれど
確かに、働くことは労働の対価にお給料をもらう活動と言えますよね。
しかしそれだけがすべてでしょうか。
- 何気なく立ち寄ったコンビニの店員さん
- いつも荷物を届けてくれる宅配便の人
- ガスや水道、電気などインフラを支えてくれる人
などなど、日常で何気なく関わっている人たちがいます。
これらの働く人が一斉にストライキをしたら、困りますよね。
日本はストライキが少ないので分かりづらいですが、きっと大変なことになるかと思います。
こうしたサービスを受けているなら、自分も与える側に回るのが助け合いだと思います。
確かに、個々人としては「だりーなー」とか、「早く仕事終わらねぇかな」とか考えているかもしれません。
しかし、全体として見たときに、確かにお世話になってるなぁと。
そうした恩義に対して、返していくのか筋というものではないですか。今度は与える番です。
ただし、「やりがい搾取」という概念もあるので、あまり気持ちの問題で片付けるのはよくないですよね。
単純に「居心地がいいかどうか」で判断してみてください。
居心地が悪い会社は、みんなも同じことを感じているかもしれません。あなたが辞めることが呼び水になって、新陳代謝が起きるかも。
一人で生きていくだけなら、正社員にこだわる必要もないです。
週5で働かないと収支がマイナスになるような燃費の悪い生活をしているなら、まずは節約から。
私は今現在は「週4勤務」ですが、手取り15万円でも特に苦労してません。
「正社員辞めるのはもったいない?」にも書いていますが、辞めてからがスタートラインです。
むしろチャンスが広がると思っています。辞めること=時間の確保にもつながるので、しばらくゆっくり休んで頭の整理をしてもいいですね。
落ち着いてじっくり休んでみると、リフレッシュして考え方も変わってきます。そのタイミングで、やりたいことも見つかる可能性だってありますから。
「働いてまで生きたくない」なら、無駄なプライドは捨てる
見栄を張っていても仕方ありませんよ。
あなたがそこまで追い詰められているのは、自分自身の価値観に苦しめられているからではないでしょうか。
無駄なプライドは捨て去ることで、楽に生きる道が見えてくるかもしれません。
- 結婚を諦めて一生独り身を選択する
- 一人暮らしを諦めて実家に戻る
- 正社員を諦めて派遣やアルバイトで最低限稼ぐ
- 世間体を諦めて生活保護を受給する
こうしたことから、徹底的に諦める必要があります。
でなければ、普通に週5で働くことになるからです。
働きたくないなら、その代わりに何を諦めることができるかを検討してみてください。
精神的に参っているなら、しばらく休養することも視野に入れます。
いきなり退職したら生活できないという場合には、うつの診断書をもらってから退職すれば自己都合退職でもすぐに失業給付金がもらえます。
十分に休めたら、新しく何かを始める気力が湧いてくる可能性もあります。
今まで疲労で見えていなかったことや、辞めてみてすっきりした頭でインスピレーションが閃くこともあるかもしれません。
仕事はたくさんあります。
その中で、きっとあなたにフィットした、自然体でいられる環境も見つけられるはず。
見つけるのが難しければ、いっそ自分のスキルで稼ぐ道もありますね。
「天職の見つけ方」の記事も参考にしてみてください。
自身のサービスを出品する形になるので、低単価で消耗することが防げます。
興味がある人は下記リンクより登録だけ進めちゃいましょう。
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仕事辞めても人生なんとかなる
引き留めなどで辞められないなら「退職代行サービス」を利用して辞めることもできます。
辞めたら人生が終わりと考えず、この機会に柔軟性を持って決断をしてみてはどうでしょうか。
きっと新たな道が拓けるはずです。
私も「仕事が一年続かない」のページに書いていますが、仕事で苦労してきた人間です。