「正社員辞めるのはもったいない」って本当?いやいや、逆にスタートラインです。

[say name=”最低賃金で働くゆり子先生” img=”https://centerpointhalf.com/wp-content/uploads/2021/12/ADC44257-A2B4-49FB-A384-54B60FA0B3A3-1.jpg”]正社員辞めるのってもったいないかなぁ。新卒で頑張って入社した会社だから、できれば長く勤めたかったけど、いろいろ嫌なことが重なってやる気なくしちゃった。どうしようかな[/say]

辞める決心はしてるけど、なかなか辞表を出す勇気が出ないことってありますよね。

この記事を読めば↓

仕事辞める決心ができるようになります

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正社員に向いてない人もいる理由

正社員に向いていない人もいる理由は以下のようなものが考えられます。

自由度や柔軟性を求める:

正社員は通常、固定された労働時間や組織のルールに従う必要があります。

一方、自由な働き方や柔軟なスケジュールを望む人にとっては、正社員の制約が合わない場合があります。

組織に適応しにくい:

正社員は一つの組織に所属し、チームや上司との連携が求められます。

しかし、自己主張が苦手であったり、組織の文化やルールに馴染みにくい場合、正社員として働くことが難しいかもしれません。

長期的な安定性よりも変化や挑戦を求める:

正社員のポジションは安定した給与や福利厚生を提供する傾向がありますが、一方で変化や新たな挑戦を求める人にとっては、フリーランスや起業家などの柔軟な働き方の方が魅力的に映る場合があります。

自己責任を好む:

正社員は一定の責任範囲や指示に従う必要がありますが、自己の裁量や自己責任を重視する人にとっては、正社員の制約が自由な発想や行動を制限する要因となる可能性があります。

専門的なスキルや専門分野の活用を追求する:

一部の職業や専門分野では、フリーランスやコンサルタントとして活動することで、より高い専門性や市場価値を追求できる場合があります。

そのため、正社員として働くよりも、自身のスキルや専門知識を自由に活用する方が適しているかもしれません。

「本当は辞めたいのに辞められない」理由は?

  1. 他人の目を気にしすぎ
  2. 一度辞めたら戻れない
  3. 安定収入がなくなる不安
  4. もったいないという思い込み

この4つの要素について見ていきます。

他人の目を気にしすぎ

これまでの教育や親の言葉、SNSなどで「正社員はやめちゃダメ」という意見に晒されてきて育っていると思います。

正社員辞めると

  • 先生・上司視点⇒俺/私の教育が悪かったのか?
  • 親視点⇒育て方を間違えてしまった。安定していてほしいのに
  • 友達視点⇒俺/私のほうがすぐ辞めるやつより上、あいつは脱落したんだ

と思われたくなくて縮こまっちゃいますよね。

また友達と比較して

「すぐ辞めてしまうなんて情けないヤツだと思われる」

「自分が同年代より遅れてしまったという焦燥感に苛まれる」

「合わせる顔がない」

とプレッシャーがかかることもあります。

ここで言えるのは、「他人の目を気にしすぎ」ということ。

長い人生、1年や2年の遅れなんてすぐに取り戻せます。

他人が自分をどう見ているかというより、自分自身がどうしたいかということのほうが大切なはず。

あなたの人生、あなたが主役です。

誰もあなたの代わりに責任なんて取ってくれませんよ。

死ぬ間際に思う後悔に

「こんなに働かなければよかった」

「自分に正直に生きればよかった」

という言葉がランクインしているほどです。

⇒「頑張ることに疲れた」なら、頑張らなくていい環境を見つけるべし

もちろん、応援してくれる人はいるかもしれませんが、本当の気持ちを押し殺してまで続けたとして、果たして喜ばれるでしょうか。

うつ病にでもなってしまったら逆に、悲しまれると思います。

一度辞めたら戻れない

不況の際には、正社員の募集枠が絞られます。

一度はなった正社員でも、辞めたら次なれるかというのは読めません。時代の流れもありますからね。

けど、本当にそうでしょうか?

ぶっちゃけ、年齢が35歳までなら未経験でもOKという求人が多いです。

⇒30代派遣ってヤバい?34歳までなら逆転のチャンスは大いにあります

あなたが今第二新卒の25歳だとして、あと10年ほどは余裕がある計算ですね。

10年もあれば、やりたいことにも一通りチャレンジできますし、辞めて損ということはないですよ。

ただし、ノープランで辞めてしまうとその後の計画から考えなくてはいけないので、ある程度軸は持ってからやめましょう。

たとえば私の場合ですが、好きな業種のアルバイトから始めました。

それからフリーランスも経験しましたし、辞めて損したなんて感じたことは正直一度もないです(やりたいことをやれないほうが無理って価値観でした)。

価値観次第では後悔につながることもあるかもしれません。

しかし、たとえ一時的には後悔したとして、その後再就職できれば、「自分はやっぱり会社員が向いてるんだ」と確認作業ができたことになりますよね。

以前よりも納得感を持って仕事に取り組めるようになっているかと思うので、それはそれでありではないですか

回り道するのが実は近道、なんてことわざもありますし。

安定収入がなくなる不安

安定してましたか?

うつ病で退職する⇒数年は療養生活

10年後に倒産⇒再就職先が見つからず露頭に迷う

なんてこともあるかもしれませんよ。

実際に中小企業庁によると、10年で3割、20年で5割の企業が倒産や事業撤退に追い込まれてます。

また、このページを読んでいるあなたは仕事がイヤでイヤでたまらないと思っている可能性が高いですが、そんな状態で今後も健康的に長期間働けますか?

そのうちベッドから起き上がれなくなり、休職や退職になることも考えられるでしょう。

そうなる前の健康なうちに、自分から手を打ってやめる決断をしてもいいのではないでしょうか。

⇒引き留められるのが心配なら「退職代行」

安定していると思っていても、ふとしたタイミングで足元は揺らいできます。それなら挑戦することに前向きになって、「どこにいっても稼げるスキルを身につける」ことを検討したほうが、本当の安定が手に入るかもしれないですよ。

「安定」を外部に求めるのはやめましょうということです。

もったいないという思い込み

単純に、日々飛び込んでくる情報からもったいないと思い込んでいるだけかもしれません。

  • クビにならない⇒追い込み部屋に異動され、退職を強要されるかもしれない
  • ボーナスがある⇒今後もあり続けるとは限らない
  • 安定している⇒大企業ですら倒産する可能性あり

一寸先は闇なので、今信じていることが覆ることなんていくらでもあります。

もしかしたらあなたの信じ込んでいる価値観は、10年前や20年前の常識かもしれないわけですよ。

沈みゆく会社や業界に「正社員だから」という理由だけでしがみついても、将来は一緒に沈没していくだけです。

そういう末路を辿らないためにも、価値観をアップデートしていく必要がありますね。

正社員やめても、後悔しないことが多い

自身で納得して辞めることができれば、基本的に後悔することはありません。

仕事はお金と時間の「交換」です。

空いた時間で別のことにチャレンジしつつ、しばらくは日銭を稼ぐ生活を経験するのも悪くないですよ。

⇒会社員向いてない人の生き方

生活に絶対はないので、リスクを取るくらいでちょうどいい

そもそも未来を正確に予測するなんてスーパーコンピューターでも無理です。

それなら、その時どきで正解と思うことに飛び込んでいくのでいいかと思います。

そして飛び込むことに、正社員がどうとかはっきり言って関係ありません。

実力や運に恵まれれば成功するし、長く芽が出ないこともある。それをひっくるめてのリスクですからね。

とはいえ、リスクを取らないと成功もないので、私ならゆっくり沈み続けるよりリスクのある道を進みます。

最悪セーフティネットもありますし、実家にも帰れます。

正社員にしがみつくのは、それ以外に能力がないから

能力があれば、当然フリーランスなり起業なりで自分で仕事を創り出すほうに回ってます。

雇われで働く限りは天職はない」と思っているので、正社員として雇われて働く限りは不満をのみこんで働かなければなりません。

嫌ならまずは副業してみる、生活コストを下げて派遣でもバイトでも好きなことをやって稼ぐという方向性に舵をきりましょう。

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正社員をやめてからが本番

タイトル回収します。

なぜスタートラインなのか。

やめるまではレールの上を歩かされているだけだからです。

そこに自由意志はなく、ただ単にみんなが進む方向に歩いていただけではないでしょうか。

そこから一歩、方向転換する道に気づいたあなたはさすがです。でも怖くて、なかなか一歩が踏み出せないんですよね。

やってみれば、道が見え始めます。

逆にやらないで頭でいくら考えても、結論は出ません。

やってみると状況が変わる中で、選択し決断していくようになっていくでしょう。

そこからが、本当のあなたの人生の始まりかもしれないですよ。

ABOUT US
ケチャップ万太郎。
マヨラーは敵。 31歳でこれまで正社員、アルバイト、派遣社員、契約社員、個人事業主、業務委託などさまざまな働き方をしてきた。その経験を活かし、自身の借金や働き方について執筆。